1954-07-27 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第3号
○清澤俊英君 長官、この答申ではね、根本的に将来の食糧政策として、統制をはずすということが前提になつておるのですが、農民の恐らく考え方は、長い間非常に嫌つておりました統制に服したことは、将来においていずれ外国米によつて脅威を受ける時代があるだろう、その時代になつたならば、我々は一応国家のいろいろの保護を受けなければ、それと太刀打ができない、こういうことが主題となつて納得さして参つたことが、過去終戦後約九
○清澤俊英君 長官、この答申ではね、根本的に将来の食糧政策として、統制をはずすということが前提になつておるのですが、農民の恐らく考え方は、長い間非常に嫌つておりました統制に服したことは、将来においていずれ外国米によつて脅威を受ける時代があるだろう、その時代になつたならば、我々は一応国家のいろいろの保護を受けなければ、それと太刀打ができない、こういうことが主題となつて納得さして参つたことが、過去終戦後約九
それは外敵が侵入して来ると、それは我が国にとつて脅威である。即ち我が国にとつては、外敵が来た場合にはこれは戦力です。これを自衛隊法の八十八条によつて武力行使によつて排除するために、それに打ち勝つところの、排除できるところの戦力を蓄積しようと今努力中なんですよ。即ち再軍備の道を歩いている。
このような驚くべき人類全体にとつての脅威とされる原爆の発展は、やがて来るべき戦争時においては、一瞬にしてある地域の文明と生物はことごとく消滅し去るであろうという、きわめて重大な、人類にとつて脅威的な発明がされたわけであります。
一つは、これから先、日本がアメリカにとつて脅威になるアメリカの安全を脅かすような軍事力、経済力を持たせては困る、そういうアメリカ側のまつたく利己的な、身がつてな立場からああいう政策をとつた、そういう面が確かにあると思います。しかし同時に、アメリカの中にも保守反動勢力だけではありませんで、民主的な考え方を持つ人々があるわけであります。
その法によらずして、かつてに外国の軍隊によつて脅威と称する実弾射撃をするなんということは、まことに不穏当だと思いますが、こういう点も、もう一ペあ長官並びに次官の御答弁を願いたいと思います。
しかしその防衛の力も大きくなるとあるいは外に向つて脅威を与えるようなことになるのではないかというので、憲法第九条第二項において戦力は保持しない、ここで押えて行くべきものだとわれわれは考えております。
これは公海におけるわが日本の操業が向うの武力、私はあえて武力と言いますが、武力によつて脅威を受けておる。しかも急迫した事態にある。これは当然日米行政協定二十四条に基く線を、政府としては合同委員会をもつて出すべきではないかと私は思いますが、これらの手段がとられたことは聞かないのでふります。
常識的に考えて、今の朝鮮海域における事態が急迫した事態でないとおつしやるのかどうか、しかも日本側にとつて脅威を受けておる事態でないと大臣はお考えになるかどうか、法理上の問題ではありません。常識として現在起つておるこの事態をどういうふうにお考えになるのか、お聞きしておるのであります。
○小川(豊)委員 これは、わずかな点で非常な議論が出て来るのですが、これは五千八百の優良組合というか、妥当な組合が、この法案が通ることによつて脅威にさらされるということが問題になつて来ると思うので、これはやはりそういつた点からいつて、中小企業庁との打合せなり何かして行かないと、——あるいはそういう意味があるかどうか、そういうことから、課税の面でこれを規制しようとするところから問題が出て来る、これはやはり
○岡崎国務大臣 これは私の言つたことを十分に御理解がなかつたか、私の言い方が悪かつたかどつちかでありますが、私の趣旨は、東南アジアの諸国を脅威するような力があれば、つまり外へ出て行つて脅威するような力はこれは戦力と考えなければならぬ、こういう趣旨であります。
今回ラングーンにおいて開催されたアジア社会党会議は、アジアと世界平和に関する決議におきまして、世界平和は三つの主要な要素、すなわち植民地主義、経済的不均衡及び勢力圏政策によつて脅威されている、植民地主義の継続は、今や国際不安定と不安定の一つの重要な源泉となつて来て世界の平和に対する不断の脅威となる憂いがある、と指摘しているのであります。
このことはまさに日本国民の敵であり、同時にこれによつて脅威を受けるアジア諸国民の敵である、こう言わざるを得ないわけであります。 第三に、今申しましたところの裏づけとなるアメリカの極東戦略についてでありまするが、アメリカではアジア統一軍をつくるということが盛んに論議されておる。現に吉田首相もダレス氏の慫慂によつて二月二十四日にダレス氏あてに手紙を出しております。
日本が再軍備に向つておずおず踏み出しているとき、なお戰争放棄の條項が修正されないでいるという事実は、将来の立憲政治にとつて脅威である。それは明確な憲法上の根拠もなければ、その権限や責任が法によつてはつきりと規定されてもいない。軍隊を作るという目前の危険を生んでいる。
○林(百)委員 東南アジアの要望がそういう要望で、なるべくプラント輸出をしてもらいたいというにもかかわらず、こちらから安い消費物資が行くということによつて脅威を感じているということが、一つの東南アジアの大きな問題ですが、同時にドル・クローズが廃止されてポンド取引になつて、東南アジアとの貿易によつてポンドを非常に日本の国がかせいで持つているにもかかわらず、ポンド地域からの材料の輸入がないということのために
切迫した状態というのは、日本の漁船がアメリカの海岸へまでも殺到して行つて、脅威を与えるということが切迫したことでありますが、このときにはもう日本にはこれという船もないのであります。戰争中ずつと太平洋へ出漁していなかつたのであります。していなかつたのであるのに急迫しておるということは、これはトルーマン大統領の一つの政策上のゼスチユアでないかと私は思う。
戰後わが国経済は国際経済と孤立して、独自の物価体系を形成し、インフレ政策とやみ価格によつて脅威せられながらも、低米価政策をかえずに、農産物の価格を決定せられておるのであります。資本蓄積の美名のもとに、日本経済の基礎たる食糧確保の責任供出ということを強制せられて来たのであります。
しかしながらここに考えなければならぬことは、なるべく相手方が日本の移民によつて脅威を受けないようにということであります。現にオーストラリアその他南洋に未開の土地がたくさんあるのでございますが、これらの入植についても、今なお感情的に脅威を感ずるという痕跡が残つております。日本が移民することによつてその土地が改良せられる。日本が海外に発展することによつて世界の繁栄が増しはしても減退はしない。
私ども民主自由党といたしましても、この法案について大体賛成の意を表するものでありますけれども、先刻申しましたように、全國の中小商工業者は私どもの想像以上に疲弊困憊いたしておるのでありまして、結局この組合法案ができることによつて脅威を受ける面が多々ある。しかしながらその法案が相当停止されまして、その弊害も非常に少くなつてきておる。
又選挙に際し、國民が自由なる投票をなし得ないで、ボス、暴力團的人物が選挙されるような状態が、民主主義にとつて脅威でないといえるでありましようか。暴力團が闇市場の相当の勢力を握つているが、政治的勢力を持つていないと断言せられるでありましようか。政府は、一片の否定を以て國民の気持を明るくし、國際世界の疑惑解くことはできない。